先週第3回定期考査が終了して、今週2日目となりました。本日は昼食・清掃後、午後の1番目に行われる5時間目の授業にお邪魔しました。J2B教室では、井料田先生が理科の授業をなさっていました。生徒たちはとても静かに先生の説明を聞いていました。力の合成と「ピコ太郎」を連想させて指導されており、とてもユーモアがあふれる授業でした。
J1A教室およびJ1B教室では、中武先生、黒木先生がヘルマン・ヘッセ作『少年の日の思い出』を題材に、授業を展開なさっていました。先生方は、生徒一人ひとりが作品の世界に没入し、自由な感性を伸びやかに広げてゆけるよう、丁寧に導いておられました。生徒たちは、語りかけるような先生方のヒントに耳を傾けながら、物語に込められた心の機微に思いを巡らせていました。積極的に発表する生徒も見受けられ、とてもよい雰囲気のなかで授業が進められていました。
演習室では、来る漢字検定に向けた対策として、吉田亮介先生が工夫を凝らした授業を展開されていました。生徒自身に漢字に関する問題を作成させ、そのプリントをクラスメートと交換して解答するという形式です。早々に問題を完成させる生徒もいれば、時間をかけてじっくり取り組む生徒もいましたが、問題の作成と解答の両方を通して、生徒たちが楽しみながら学んでいる様子が伝わってきました。作成中には頭を抱えていた生徒も、プリントを交換すると、興味津々に問題に取り組んでいました。

























